〔041〕七種槍 (577m)

兵庫県神崎郡福崎町

2004年11月06日


野外センターの駐車場に車を停め、駐車場横にあるハイキングマップを充分、頭に入れておく。

今日はじっくり歩きたいので七種山経由で七種槍を縦走する予定であったが、七種山には過去2回登っているので、出発して10分程で着いた分岐点で楽したい気持ちが働き小滝林道側を選んでしまう、地図を充分見たのがまずかったか。

小滝林道は車が充分通れる広い林道であり傾斜も無く、淡々と歩くだけである。ここも例に漏れず台風の影響で倒木が沢山あり、最初の内は切り刻んで片付けてあったが奥に行くにしたがい倒木は放置されたまま林道を塞いだ状態となる。しかし、人が通れる分だけ枝打ちしてあり、この配慮に感謝しながら通り抜ける。

45分で林道終点となる。道標に従って沢を渡り登山道に入るが、かなりの急登で設置してあるトラロープを掴みながらの登りとなる。林道終点から5分で七種山からの縦走路である鞍部に出る。

鞍部の分岐点には道標が充分整備されており七種槍まで40分と書いてある、縦走路を小さな上り下りを繰り返しながら進むが、杉木立の合間から七種山が見えるくらいで景観はほとんど利かない。

槍の名に相応しく最後に急登があり、それをこなすと、1時間35分で七種槍山頂に出る。山頂からの展望は樹木すきまから少し得られる程度でほとんど利かない。

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県道406号線から見た七種山(左)と七種槍(右)

野外センター前の駐車場、ハイキングガイドの標識がある。
多分、これを通って帰ってくると思われる野外センターから見た尾根筋。

県道から林道への分岐点に差し掛かった時、予定を変更して楽そうな小滝林道を選んでしまう。

林道を車で行けると思ったが、台風の影響で至るところに倒木があり、しばらくは車で通れそうにない。人が通れる分だけは枝打ちしてくれているので助かった。

45分歩けば林道は終点となる。
道標に従って沢を渡って登山道に入る。

林道終点からの急登をこなすと七種山〜七種槍の縦走路に出る。ここから七種槍まで40分。
林道終点から振り返ると林道と平行して尾根が走っている。
中央のピークが七種槍。
展望の利かない尾根道を歩き鞍部から
45分で ”七種槍”(577m)に着く。
七種槍の山頂は八畳程の広さで展望は雑木林の為にほとんどなし。
縦走を続けるには来た道を少し戻る。
七種槍からの縦走路を進むと展望が開ける。
遠く明神山も見えたが雪彦山は七種山の影になり見えていない。
縦走路はスリル満点のやせ尾根が続く。
縦走中に歩いて来た小滝林道を見る。
崖っぷちの縦走路、風の強い日は要注意である。
縦走道から振り返り七種槍を見る。
見えてきた田口池と野外センターの施設。
  七種山、七種槍共、山頂からの展望が悪く、反面、縦走路からの展望が良かったので余計に縦走路が面白いと感じた。
今回は小滝林道からズルをしたが、次回はハイキングマップにあるように野外センター側から登り七種山も登ってみたい。
向かいの七種薬師にも登山道があるようなので次回の予定に入れておく。
予定より早い地点での下山となり、野外センターの敷地内に降りる。

山頂から真っ直ぐ進むと尾根の反対側の市川町に出てしまう様で注意書きの標識がある。
登ってきた道を少し引き返し縦走尾根に入る。
七種槍から小槍までのやせ尾根は展望も良く西側の切立った崖沿いに歩くので風の強い日は危なそうな感じがする。
小槍からも樹林帯とやせ尾根を繰り返しながらの道が続き、小さい登り下りを繰り返しながら進む。574mのピークからの岩床帯を過ぎると侵入禁止の立札があり、353mへのピークへは行かないようにの勧告があったので途中から下るが、尾根からの下りはかなりの斜面であり、登りには使いたくない感じがした。
遊歩道に合流し、展望のあまり良くない展望台を経て野外センターの敷地内を通り、
3時間10分で七種槍縦走を終える
なぐさやり
縦走を考えなければ”小滝林道”で登山口まで来るまで行くことが出来る。
関西百名山
兵庫100山』 七種槍を含む尾根筋を縦走する。
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